emacsでの文字化け対策の一つです。
あまり変なファイルを開かなければ、emacsで文字コードはそれなりに正しく判別してくれますが、 たまに文字コード識別に失敗する場合があります。 そのようなときに毎回文字コードを指定して読み直すのは面倒ですし、トラブルのもとです。 こういうときに、ファイル中に文字コードを指定するための文字列を埋め込むことができます。
"-*-"(ハイフンとアスタリスクとハイフン)という文字列で囲んで、文字コードを指定することができます。 (emacsのマニュアルであればspecify codingの章に記載があります。)
以下のような文字列をファイルの先頭に記載しておくことで、 文字化けを防ぐことが出来ます。
-*- coding: utf-8 -*-
一般的には、プログラムなどで悪影響のないように、以下のようにコメントアウトして記載します。
C言語などの場合にはこのように記載します。
/* -*- coding: utf-8 -*- */
rubyなどのファイルならこのように記載します。
# -*- coding: utf-8 -*-
htmlであれば以下のようにコメントアウトした記載を追加します。
<!-- -*- coding:utf-8 -*- -->
ちなみにこの-*-の記法では、モードも指定できるようです。
以下のようにモードを指定するとhtmlファイルとして読み込みます。
<!-- -*-mode: html; coding:utf-8-*- -->
以下の場合C言語のファイルとして読み込みます。
/* -*- mode: C; coding:utf-8 -*- */
以上、文字化けを防ぐ方法でした。